住宅にお困りの方が低額な家賃で住むことができる都営住宅。
年4回定期的に入居者を募集していますが、5月の定期募集(抽せん方式)が、本日5月6日(木)から5月14日(金)まで実施されています。
今回、文京区内の都営住宅(世帯向け・一般募集住宅)に2件の募集があります。
(↑①のリンク先から進んだページにある「一般募集住宅等パンフレット」P40に掲載されています)
都営住宅の倍率は高く、文京区内の都営住宅の前回(昨年11月)の募集は
応募戸数:3戸
申込者数:135名
倍率:45倍
と、簡単に入居できる状況ではないことが大変心苦しくはありますが、どうか必要な方にこの情報が届きますように、ブログに掲載させていただきました。
該当されそうなお知り合いの皆さまにも、ぜひお声がけくださいませ。
なお、都営住宅の募集には、定期募集の他にも
・毎月募集(次回募集:5月18日~5月26日)
・随時募集(いつでも申し込みができる多摩地域の13住宅)
があり、この2つはコロナ禍において追加・拡大して実施されています。
東京都住宅供給公社のホームページに最新情報が随時掲載されますので、ご確認ください。
さて、このように都営住宅の倍率が高いことからも、居住支援が不足していることは明らかです。
文京区では、独自の居住支援として「文京すまいるプロジェクト」を実施していますが、一定の層の方へはご利用いただけているものの、生活保護を受給されている方やひとり親家庭など、家賃の低い住宅を求めている区民の方にとっては、利用しにくい実態があります。
このような方に対する居住支援を拡充するよう、これまでも議会で議論してきましたが、なかなか良い方向へ動きません。
コロナ禍で、すべての基本となる「住まい」の確保の重要性はますます高まっています。
家計が急変したとしても、住み慣れた文京区でいつまでも住み続けられるよう、引き続き区に働きかけてまいります。