下町サミットに参加しました
2024.06.30
鳳明館森川別館で行われた「下町サミット in 文京区 2nd 」に参加してきました!
ご存知の方も多いと思いますが、鳳明館は、文京区本郷で120年以上に渡り愛され、森鴎外や夏目漱石も御用達だった由緒ある旅館で、本館は登録有形文化財に登録されています。
現在は印刷・製本が地場産業となっている文京区ですが、明治前期には、東大をはじめとした多くの大学が開校したことにより、本郷地区には多くの下宿屋が開業し(500軒以上)、明治25年頃~昭和初期までは「本郷下宿屋街」と呼ばれる東京最大の下宿屋街だったそうです。
下町サミットでは、学生と地域の経営者がパネルディスカッションをし、鳳明館の歴史的な文化を継承する事業再生プランを考える企画がありましたが、その中で東大の学生さんがお話されていたことが印象に残っています。
「昔は大学の近くに下宿屋が多くあり、下宿先でみんなでご飯を食べ、大学での勉強に勤しむという豊かさのある学生生活だったけれど、現在はほとんどの学生がワンルームマンションに住み、地域との繋がりが全くなく、一人で食事し、経済的に厳しい学生ほど大学から遠い場所に住んだりアルバイトに時間をとられたりしていて、ある意味学生生活に貧しさがある」とおっしゃっていました。
大学が19校もある文京区として、学生を取り巻く地域の在り方を今一度しっかりと考えまちづくりに反映していかなければいけないと、課題提起をいただきました。
貴重なお話を聞かせていただき感謝です🙏🏻
また、当日は娘を連れて行ったのですが、授乳室も用意して下さり、娘も私も安心して約4時間過ごすことができました。
授乳とおむつ替えができる場所があれば、子連れでも安心でママの行動範囲を狭めずに済むなと、当事者になって改めて思います🍀
下町サミットで勉強させていただいたことを今後の議会活動に活かしてまいります😊